センキョイベント報告
先週末は、かぜのねの多目的スペースで「センキョをちょっと楽しもう@左京」というイベントを開催して、私も企画側としてかかわりました。この企画は、今年4月の統一地方選挙で、左京区の市会議員候補として立候補する3名の方をゲストとしてお呼びして、直接お話をしようというものです。当日は30名弱の人が集まり、約2時間半の時間を共にしました。
ゲストは3人とも30代の方々で、参加者も多くが20ー30代でした。--pagebreak--学生から、勤め人、主婦、定年した人、そして無職の人まで幅広い層が集まりました。中には、これまであまり政治に関わってこなかった人も結構いました。難しい話はよくわからなかったけど、直接立候補する人と話ができて、どんな人が立候補するのかがわかってよかったと言ってくれた方が多かったです。
政策的に難しい話は実は私も苦手です。でも、それと問題意識があるないとは別。政策の話がわからなくても、実際に生活や仕事上で問題を抱えたり、抱えた人が身近にいる人は、その問題をなんとかしなくてはという気持ちが大きいと思います。個人の問題を超えた構造上の問題であることが多い中、それを政策として議論し、決定する議員を誰にするのかは実はとっても重要なことのはず。スローガンやマニュフェストも判断基準になると思いますが、私はその候補者がどういった経験をして、どういう考え方をする人なのかといったことが判断を任せるにあたって大きいと思っています。
ということで、今回は3つのグループに分かれて、直接3人のゲストとそれぞれ話をする時間をじっくりとりました。また、第2部ではお食事とお酒を飲み食いしながら、ゲストや参加者同士でもっとゆっくり話をする機会も設けました。私自身、直接話をすることで、ゲストを身近に感じ、今後も機会があれば協力していきたいと思うゲストと出会う機会にもなりました。
いろんな話が出てきたのですが、その中の一つに市議会の情報公開、特に傍聴に関する問題点の議論がありました。市議会や委員会の傍聴をすることによって、その議論の内容を知ることができると同時に、議員にも緊張感が出ると思うんですね。ところが、今は傍聴できない委員会もあります。また私は行ったことないのですが、京都市の議場の構造上、傍聴者たちはどの議員が賛成のために手を挙げているのかわからないのだそうです。傍聴席からは議長と日の丸しか見えないなんて…。気持としては、議長の後ろ側から、議員の表情までわかるような席で傍聴したいものです。
でもとにかく一度傍聴してみなければわからない、ということで、次の企画案としては市議会傍聴ツアーが候補に出ています。なかなか個人で傍聴には行きにくいもの。興味本位でもかまいません。一度傍聴をしてみたい、という方はぜひ一緒に行きましょう。また案内をどこかに出すと思うので、気にしておいてください。もしくは私まで連絡いただければ、詳しいことが決まり次第ご連絡しますよ。
先週末のイベントでは、インターネット中継を実施しました。その際の動画を次のURLで公開しています。興味のある方はぜひご覧ください。
http://www.ustream.tv/recorded/12637588