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雨水タンクを設置しました!


かぜのねに雨水タンクを設置しました。以前ブログで願望を書いて以来、それまでぼやっと想っていたことを実現させようという勢いがついたような気がします。ブログの効果です。
 

せっかくタンクを設置するのに、サクッと置くだけではもったいないと思い、簡単な勉強会を企画しました。勉強会では京都・雨水の会の上田さんから雨水をめぐる様々な話を聞いたり、実際に設置する作業を体験したり、お茶を飲みながら自己紹介をしたりしました。--pagebreak--
 

 
 

上田さんから聞いた話の中で私が印象的だと思ったのは、京都市民が使う水(琵琶湖から取水)の量よりも、京都市に降る降水量の方が多いという話でした。この雨はいっぺんにたくさん降ると都市型洪水になって、あふれた下水道から処理していない下水が鴨川などに流れてしまっています。雨水タンクをすべての家で設置したからと言って、都市型洪水が解決するわけではないようですが、せっかく降ってくる水を下水としてしか見られないというのももったいない話です。
 

「ライフポイント」という考え方も教えてもらいました。災害が起こった時に一番初めに困るのは水だそうです。よく給水車の前で並ぶ人々の映像を見ますよね。トイレも水洗が普及したので、水が止まるとえらいことになります。そんなときに雨水を利用できたら、だいぶ楽になるのでしょう。ライフラインが止まっても、ライフポイントを確保しておけばいざという時に困りません。これは水だけでなく、エネルギーや食糧などにも言えることです。ライフラインも必要だけど、それに依存しすぎずにライフポイントも確保しておくのがいざという時にも役立つということかな? もちろん普段もお金の節約になるし、遠くから生活に必要なものを取り寄せる無駄を省くことにもなります。地産地消につながる考え方かもしれませんね。


  講師の上田さん
 

さて雨水タンクの取り付けですが、タンクを水平に設置して、雨どいをのこぎりで切ったり、雨水の取り込みパイプを取りつけたりして設置完了しました。勉強会の参加者も手伝ってくれました。
 

いろんな種類のタンクが販売されていますが、この「雨水くん」は上田さんお薦めタンクです。細かい配慮があちこちにされています。また、経費の半分は申請したら京都市が補助してくれます。参加者は案外簡単に設置できるということが分かって、それぞれの家やお店で導入することも検討していました(具体的な質問が多かったです)。
 

私にとって雨水タンクを導入した一番の効果は、雨が楽しみになったということでしょうか。長靴を買ってもらった子どものような気分です♪
 


 

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