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かぜのね的お薦め本


かぜのねの本棚を覗いたことはありますか? スタッフお薦めの本や雑誌、絵本、そしてマンガが並べられています。この本棚に本を置く条件はただ一つ。スタッフの誰かが実際に読んで、この本棚に置きたいと思うものであるということ。今日はその中からいくつかご紹介したいと思います。


 

まずはマンガから。私がこの本棚で最近読んだのは『マタギ』です。--pagebreak--
  
これは料理担当の福永こうちゃんの持ってきたマンガです。とても分厚くて、本棚の中でも異彩を放っています。熊をはじめとする動物を狩るプロフェッショナルであった東北のマタギを題材にしたストーリーなのですが、正直読み始めた時は「なんてマッチョなストーリーなんだ…」と思っていました。でも読み進めるうちに、山や自然に対する著者の思いが伝わってきて、一気に読んでしまいました。終わり方も考えさせられます。


最近入荷したのは『Dear キクチさん』です。
  
これはキョートット出版という地元の小さな出版社が作った本です。サブタイトルは「ブルーテント村とチョコレート」。著者のいちむらさんがキクチさんに宛てた手紙という形式で話は進みます。登場人物は皆いろんな事情を持っているけれど、愛おしい存在。いちむらさんの視線がステキ。


『Happy Birthday Mr.B!』も、一般社会では周辺部に押しやられてしまっている高齢者の人たちのお話。
  
京都在住のミュージシャン、ロビンロイドさんが実際に病院にミュージックセラピーをしに通っていた時に遭遇した物語を集めた、そんな絵本です。英語と日本語の2ヶ国語で書かれています。この絵本とセットで販売されているCDはかぜのねのランチタイムのヘビーローテーション。
 

かねてからの私のお勧めは『貧乏人の逆襲!』。
  
この表紙を見たらなんとなく内容も想像できるかもしれませんが、想像通りいっちゃってます。著者の松本さんの語り口が軽妙なので読みやすいですが、彼の言ってることには私はとても共感します。昨年彼を京都に招待して講演会のようなものも企画してしまいました。マンガのように一人で読んでるときにくすっと笑って不審がられないように。


写真集というか雑誌もあります。
  
『DAYS JAPAN』のキャッチコピーは「一枚の写真が国家を動かすこともある」。確かに息を呑むような写真、考えさせられる写真が毎月満載です。ちょっとだけ読み始めるのに勇気がいる雑誌ですが、知らなくてはいけないことを突き付けてもらえる、貴重な情報源です。
 

最後は絵本で締めくくり。『OOKINA CUB』はスタッフの友人が作った手づくりの絵本です。
  
なので丁寧に読まないと壊れてしまいそうなほど、手作り感いっぱい。話の内容は、どこかの話をパクッているのはわかるのですが、結末は結構衝撃です。読んでのお楽しみ。愛植雄さんの絵本と原画展を秋ごろにかぜのねで計画中です。こちらもお楽しみに。


毎月発行している「かぜのね新聞」でも、その時々のお勧めの本を紹介しています(きまぐれですが)。お時間のある時はぜひお茶やお酒を飲みながら、私たち自慢の本を堪能して下さい。
 

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