スイーツをめぐって
「かぜのね」のカフェではお茶やスイーツはいつでも注文していただけます(お酒もいつでも呑めますが)。夜遅く、日本酒を飲んでいる人の横でコーヒーとケーキを食べているという光景は普通に見られます。そのケーキ、スタッフのまどかちゃんが手作りしています。よく作っているのは「梅の実のパウンドケーキ」。これは、梅酒の梅を有効活用しています。--pagebreak--余っている食材から、おいしいスイーツが作れるなんて、すばらしい! パウンドケーキ2枚(生クリーム付き)で400円です。その他、もうなくなってしまいましたが、庭でとったキンカンのタルトや、伊予柑ピール入りのガトーショコラなど、その時の材料と気分でまどかちゃんが作ります。私はお菓子を焼いている時のにおいだけで幸福気分を満喫しています。
半分なくなってしまいましたが…。
それらのスイーツに加えて、最近はクッキーも販売しています。カウンター上の大きなビンに入ったあれです。噛めば噛むほど素材の味が楽しめるアーモンドグラハムクッキーやくるくるクッキー。そして衝撃的な煮干しのクッキー、名付けて「にぼっきー」。これらは保護者団の人たちが作ったものです。保護者団は、11歳の子どもの保護者業務(責任)を仲間とともに担い合おうということで、昨年結成されました。一人の子どもの保護者的役割を複数の友人たちで受け持ち合うって、とても素敵なアイデアだと思いませんか? 精神的にも経済的にも一人もしくは二人ですべてやろうと思うと孤独できつい生活になってしまいがちです。それに私のように子どもがいない人にとっては、子育てに責任を持って関わる機会を得られる場でもあります。もちろんいろいろと大変なこともあるのかも知れませんが、柔軟な思考で人とのかかわり方や生活の仕方、問題の解決を試みていくことが今必要だと思うので、私の中では注目の保護者団です。この試みに「かぜのね」もクッキーの販売を通してかかわらせてもらえて光栄です。ちなみにクッキーの売り上げはこの子が自分に合った教育を受けるために使われます。
食べてばかりの私ですが、以前ブログでも書いた「あんぼ」をメニューに載せるべく、時々試作をしています。具は餡子以外にもお惣菜を入れたりできるので、あんぼができたら昼間からお酒を飲む際のあてにもなります(今は14ー18時まではお食事系は出していません)。もちろん小腹がすいた時にもgoodです。あとちょっと、がんばります。