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カッコイイおばちゃん

 

久しぶりに本を一気に読みました。石川真生さんの『沖縄ソウル』。11月7日から14日まで、「かぜのね」の多目的スペースで石川さんの写真展を開催することになっていて、その前に読んでおくようにと主催者からその本を借りていたのです。とにかくカッコよい! 潔い生き方、考え方に共感しまくりました。--pagebreak--

沖縄の写真を撮りたいという思いで、彼女は米兵相手の外人バーで自ら働き、多くの米兵たちと恋に落ちます。米兵の町の女性や黒人兵だけでなく、沖縄で働くフィリピン人や自衛隊の人たちのありのままの姿を、多くの時間をかけて対話しながら主観的に撮るのが彼女のスタイル。本当に身体ごと被写体にぶつかっていくような気迫を写真や文章から感じました。

これまで多くの恋愛をしてきて、今は人工肛門を付けて余命何年と言われながらも、まだまだ恋する気持ち満々の石川さんにすごーく魅力を感じました。「自由に生きることとは」ってことを高学生に向けて話すシーンでは、その筋の通った言い分に感動さえ覚えます。一見過激な生き方だけど、その優しいまなざしと筋の通った考え方、そして柔軟な姿勢に私も励まされる感じがします。うん、やっぱりカッコイイ。

11月の写真展には石川さんのトークショーが2回企画されています。先着30名で要予約ですので、ご注意を。私はこの本を読んで、俄然トークショーが楽しみになってきました。この本は「かぜのね」カフェの本棚に置いておきますので、皆さんもぜひ手にとって読んでみてください。語りかけるように書いてあるので、とても読みやすいです。

写真展の詳細は、イベントカレンダーをご参照ください。
http://www.kazenone.org/modules/events/index.php?content_id=77

写真展の最終日には三線と歌のライブもあります。沖縄ソウルを堪能しましょう。
 

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