キッチンデビュー
梅雨に入りましたね。お知らせのところにも書きましたが、かぜのねは今年は梅雨休みをいただくことにしました。夏休みと冬休みを2週間ずつとっているのに、それでもまだ足りなくて梅雨休みか!と怒られそうですが…。このお休みには、スタッフ一同+αで熊本に行きます。お店でも出していて、私たちが大好きな「天の紅茶」などをつくっている天野さんの畑に行ったり、その紅茶を卸してくれている想思社を訪問したり、京都から熊本に移住した友人の家に行ったりします。--pagebreak--また来月のブログで報告しますね。
さて今日は私のキッチンデビューについて。気づいている方もいるかと思いますが、ワタクシ春山は最近時々キッチンの奥で包丁を握っております。料理担当のなっちゃんに指導してもらい、おばんざいの仕込みなどを手伝ったり、日によってはランチの調理もしています。40歳を過ぎてまだまだ新しいことにチャレンジできるもんだと、料理に目覚め始めた今日この頃。
かぜのねの看板メニューのおばんざいですが、忙しいとすぐになくなってしまいます。でもお野菜メニューって、けっこう手間がかかるんですよね。なのでこれまでも2階の事務所入居者にタダランチと引換えで野菜の下ごしらえを手伝ってもらったりとか少しでもなっちゃんの負担を減らす工夫はしていたのですが、ついに私とダイスケも包丁を握ることとなりました。
正直、はじめはしぶしぶ…という感じでもあったのですが、これが結構最近はまっています。人に教えてもらえる環境がこれまでなかったので、自己流で料理をしていたのですが、ちょっとしたコツをいろいろと教えてもらい、家で料理するときも前より負担が少なくなって、楽しくなってきました。もちろんお店が混んでいるときに早く作らなくちゃというプレッシャーはきついですが、料理自体は案外楽しんでいます。
料理をしてて、改めて気づいたのは、おいしいお野菜や素材を使っていたら、シンプルな料理でも充分おいしく仕上がるということ。反対にあまりおいしくない素材で料理していたら、なかなかおいしくなりません。まぁ、当たり前といえば当たり前だけど、改めてストンときました。最近は家で味噌汁作る時に、お出汁も必要ないかなと思うようになってきました。お野菜とお揚げさんから素朴な出汁が出て、充分それだけでもおいしいのです。もちろんかぜのねの味噌汁は昆布と削り節と玉ねぎでしっかりとお出汁をとっています。
まだまだ料理の世界は奥深いので、当分見習い状態は続きますが、体力をつけて、楽しんでやっていきたいと思います。